【本の紹介】釣魚大全~思索する人のレクリエーション~ アイザック・ウォールトン&チャールズ・コットン著(霜田俊憲訳)

今回紹介するのは、17世紀にイギリスで書かれた釣りの本……いろいろな著作から引用されており、一度読んでみようと思っていたところ、図書館で偶然キレイな本を見つけたので、今回借りてみた。

エサのミミズの種類やら捕まえ方や保存(!)の仕方や、道具(当時はラインは馬の毛とか)の選び方などなど。世相を交えながら、対話形式で進められる物語はとても読みやすい。

全編を通じて、”釣り愛”に溢れており、当時の釣り事情が分かるだけで無く、読んでいて自分も釣りがしたいような気分になる。

第1部がウォールトン氏の著作で、第2部が弟子のコットン卿のフラフィッシングの話である。

シェークスピアと同時代だけあって、釣り実用だけでなく、詩や歌など織り込まれている。

また、釣った魚の料理法が細々と書かれており、美味しそうな料理の描写に、空腹な深夜に読むと十分に飯テロと言える。

何となく「秘密の花園」なんかの自然賛歌の感じが、通じるところがあるように思うので、そういう作品が好きな方は、ぜひ読まれたし。

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