
今日ご紹介する本は、「背高泡立草」古川真人著(集英社文庫)。何年か前に芥川賞を受賞した作品だそうです。
私は草取りが趣味なのですが、それを題材にした文学作品がないか検索した結果です。
九州のどこかの離島に、家族で草刈りにいくという話なのですが、現代と交互に、その土地に因んだ昔の小話が挿入されるという、ちょっと変わった展開です。
結局何も起こらないのですが、博多弁や、家族同士の会話が丁寧に書かれ、ほんわかします。文学好きなら楽しめること請け合い。
最後の方に、刈り取った雑草の名前が沢山でてきます。背高泡立草はまだ分かりますが、ぜんぜん知らない名前も多いです。
ふと、「秘密の花園」にも植物が多く出てきたな、と思い出しました。あれはイギリスでしたが。
