これまで一番長く携わった仕事
CAEというのは、Computer Aided Engineeringの略で、コンピューター支援エンジニアリングということです。CAEは1970年代にアメリカで生まれた概念だそうです。以下サイト参照。
https://plabase.com/news/10785
CAEを簡単に言うと、コンピュータの中で設計した自動車の部品なんかを作成し、強度などが一定の基準を満たしているかテストする方法です。だめだったら、形状や材料を見直して、すぐ再トライできるので、実機試験より設計→テストのサイクルを早く回すことができる、というのが売りです。
最近のCAEは、CADソフト(Computer Aided Design、コンピュータで形状を作って図面を描くソフト)に付属し、荷重に対する静解析なんかを簡単な設定でやってくれるようになっています。以下は業界では割と有名なAnsysのサイトです。
https://www.ansys.com/ja-jp/products/3d-design/ansys-discovery
ただCAEは、商用ソフトに数百万円/1本(その後も保守費が100万円/年)、コンピュータに数百万円/台、解析者に1000万円/年など、カネがかかります。そのためか、世間にあまりCAE解析者の求人がありません。自分はとても特殊な職種に付いていたんだなあ、と転職の時に思いました。
もともと求人があったので何となく就いたCAE解析者でしたが、実務は中々大変な仕事です。ずーっとパソコンの前に座っていないといけませんし、対象がバーチャルで実体が無いので、成果が見えにくいという意味で、達成感が得られにくいというか、とても疲れます。人を選ぶ職種と言えるのではないでしょうか。
この辺りのところ、なぜ自分が十数年も続けられたのか、自分の棚卸しを兼ねて、深掘りしてみたいと思います。そのうち。